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タイル目地強化工法
タイル剥落防止工法のひとつであるタイル目地強化工法は、タイルと下地モルタルが剥離しても目地でつなぎ止め、落下しない、という新発想の工法です。
従来のタイル施工は、目地の亀裂などからタイル裏側に雨水が入りやすく、接着面の劣化によりタイルが剥離してしまいます。
通常、剥離落下したタイルや浮きタイルは下地補修〜新規張り替えとなりますが、根本原因の根絶がなければ、再び同じ場所が剥離してしまう可能性があります。
エスジーが自社開発し米国特許を取得した強化繊維塗料SG-2000シリーズは、強力な密着力と引張り強度、さらには防水性能も兼ね備えています。
なかでもSG-2100はタイル目地強化用に配合された専用剤です。
このSG-2100を目地全体に充填することによりタイル同士を連結させ、一部のタイルがモルタルから剥離しても隣り合うタイルがつなぎ止め、落下に至らないことを可能にしました。
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施工例 メイザクゲヌマ(神奈川県藤沢市)
メイザクゲヌマは閑静な住宅街の緑深い背景に囲まれ、鉄筋コンクリート造ながら全面を深目地タイルで化粧され、総レンガ造りを彷彿とさせます。
形状の違う4棟が美しく配置された築18年(改修時)の高級賃貸集合住宅です。
オーナー様はタイル落下により入居者の方が怪我をされることをとても心配されており、タイル落下対策を柱とした改修工事を発注されました。
■ 問題点
①モルタル・タイル間の浮き、剥落
②接着モルタルが厚めに塗られていることによる躯体・モルタル間の浮き

■ 改修のポイント
①剥落タイル、浮きタイルの補修
②将来的なタイル再落下の防止策
■ タイル目地強化工法による全面改修
将来的なタイル落下防止策として、当社ではSG-2100を目地に充填するタイル目地強化工法を提案。『二度と落下しない』をコンセプトにしました。
タイル養生には特注のマスキングシートを使用し、1,666㎡に及ぶタイルの目地の総延長約31.9kmに充填しました。完工後の強度試験では充分な強度が立証でき、当社ではタイル落下に対し10年間の保証をおこないました。
※マスキングシートは現在改良され、塗布型の剥離フィルムとなっています。
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引張り強度試験 (完工時)
メイザクゲヌマの改修工事は2008年12月3日に完工し、その15日後に付着強度試験がおこなわれました。
試験は下地とタイルの接着強度が充分な場所Aと、目地強化の効果を見るための浮き部Bに分け、Aは平均958kg以上の引張り強度で付着していました。
浮き部における引張り強度は当然低いものとなりますが、剥離しても落下しないタイル目地強化工法により下記の結果となりました。
試験体
番号
検査箇所 目地強化
工法施工
浮き状況 引張強度
(kg)
タイル
落下
9 A棟南面 施工済み 95%以上 48 落下せず
10 A棟南面 施工済み 60% 192 落下せず
11 C棟西面 未施工 95%以上 0 落下
12 D棟西面 未施工 50% 280 落下
上記の結果、Aのようなタイルの接着が良好な箇所が将来、経年劣化などでタイル裏面の接着力が低下した場合でも、今回の改修工事で使用された強化目地材SG-2100の引張り強度と密着力でタイルの落下を防止できるという結論を得ました。
※引張り強度試験は2010年4月の1年点検時にも実施され、良好な結果を得ました。
下地モルタルから完全に剥離したタイル

しかし目地材は破断せず、SG-2100(緑丸部分)の「粘り」ともいうべき引張り強度でつなぎ止め、タイル落下に至らない。
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