各受賞者の方たちとの記念写真。
平成29年3月6日に静岡銀行のビジネスプランコンテスト「第5回しずぎん起業家大賞」の審査結果が発表され、株式会社エスジーは部門別優秀賞を受賞しました。このコンテストは静岡銀行の営業エリア内に本店・拠点を置く中小企業から革新的・創造的事業に取り組む起業家に事業の成長を支援するもので、今回は157件応募があり、株式会社エスジーは企業革新部門 技術分野の優秀賞を受賞致しました。受賞内容は以下の通りです。
■ビジネスプラン名/地震国を救う建物強化塗料SG-2000の量産化と普及 ■受賞理由/建物壁面への塗料塗布によって壁面を強化し、地震被害の軽減など防災への貢献が期待できる。
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016 グランプリ」のプレゼンターは 石井啓一 国土交通大臣でした。
シドニーオリンピック銅メダリストの田中雅美さんをスペシャルゲストに迎えたトークショーも開催されました。
東京大学の沼田宗純博士と共に檀上で優秀賞の賞状を受けとる株式会社エスジーの鈴木正臣専務。
表彰式を終えた沼田宗純博士と鈴木専務
聴講者は120名近く。大学教授、不動産管理学会、都市開発の企業、台北市政府など各ジャンルの方がお忙しい中、大勢集まって頂きました。当社、専務の説明後には多くの質問が出てきました。
東京大学の沼田宗純博士も本セミナーに招聘されプレゼンテーションを行いました。写真は当社の繊維強化塗料SG-2000を世界人口の60%が居住している組積造構造物に塗布し、東京大学の振動台で実験をしてその強さが検証された事を説明している様子です。
台湾で出張中に滞在したホテルの道路を挟んで向かえのホテル
同上写真のホテルのかなり高層の左端を見ると(○部分)、コンクリートの塊が爆裂して落下している様子で驚きました。案内者に指摘すると『これぐらいは台湾では大した問題ではない』との発言にさらに驚きました。
台北市中の建物視察中に見つけた建物。補修した跡と落下した形跡が混在しています。
同上写真のアップ。激しくタイルが落下しています。直下には交通の激しい幹線道路や歩行者もあります。改修需要は膨大です。当社の技術が台湾にある老朽化建物の安全性向上に寄与できればと技術移転の方法を検討しています。
前日の国立台北科技大学でのセミナーに参加された台北市政府の方から、再度役所に来て、説明を聞きたいとの要請を受け再度、プレゼンテーションを行ってきました。プレゼン後も質問が多く出てきました。台北市内の建物の安全を保つ為に、補助金や制度を真剣に検討している様子が伺えました。役人でもラフな格好をしている事もありますが、日本人の私から見ると、見た目より年齢はかなり上でした。
ヒルサイドテラス工事作業 ヒルサイドテラスは渋谷区と目黒区の区界である旧山手通りに面して集合住宅、店舗、オフィス、ホールなどから成る複合施設である。落ち着いて美しい大人の街として人気のある代官山のイメージをつくってきたのがこのヒルサイドテラスである。 この半世紀における日本の集合住宅の評価を建築専門家に訊けば代官山ヒルサイドテラスが筆頭に挙げられる。 またヒルサイドテラスはモダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織であるドコモモより2003年に日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選ばれている。 このヒルサイドテラスは建築家の槇文彦氏により設計され、世界的に活躍する建築家となった槇氏の代表作である。第1期が竣工した1969年から1998年まで30年の長い歳月をかけて建てられてきた。隣接する駐日デンマーク大使館(1979年)も槇氏の設計である。
槇文彦氏は東京都出身。祖父は竹中工務店の会長を務めた竹中藤右衛門。東京大学工学部建築学科卒業。丹下健三の研究室で外務省庁舎のコンペを担当した後、アメリカ合衆国に留学し、クランブルク美術学院およびハーバード大学大学院建築修士課程修了。 その後は、スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル、セルト・ジャクソン建築設計事務所と、ワシントン大学のキャンパス・プランニング・オフィスに勤務。 ワシントン大学とハーバード大学で都市デザインの準教授も務めた。1965年に帰国、株式会社槇総合計画事務所を設立。オフィスを構えながら、東京大学教授を1979年から1989年まで教壇の場を継続する。現在に至るまで日本を含め、アメリカとヨーロッパで講演を続けている。 現在、活躍する建築家である元倉眞琴、栗生明、高谷時彦などは槇総合計画事務所の出身である。
槇氏の設計した作品で名古屋大学・豊田講堂は日本建築学会賞を受賞。他にも、プリツカー賞、村野藤吾賞など受賞多数。 2013年には9.11同時多発テロで崩壊したニューヨークの世界貿易センタービル跡地に建てられた72階建て、高さ298メートルの「4WTC」の設計者としても知られる。 最近では東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場のデザインに抗議するなど精力的に活動している。
平成27年2月3日(火)に静岡県沼津市のプラサヴェルデにて開催された「富士山麓産学官金連携フォーラム2015」に参加しました。このフォーラムは静岡県東部地域で進められているファルマバレープロジェクトについて産学官金連携を促進するためのフォーラムでエスジーは展示会にも参加し、製品・ポスター等の展示を行いました。地域事業者様も多数参加されており、情報交換も多く行う事ができ、大変有意義なフォーラムとなりました。
『USMCAは東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター(目黒教授がセンター長)が主催する国際会議で、毎年、アジアの都市で開催しているもので、今年度は著しい経済発展が見込まれるミャンマーで開催されました。 都市の安全・環境管理は、世界のどの国に最も困難なものです。 そのため、政府、大学、教育機関、および社会からの科学者、研究者、学者、政治家は、直面する地球規模の問題に解決策を見つけるために一緒に取り組んでいます 。アジアの巨大都市における安全性向上のための新技術に関する国際シンポジウム、それがUSMCAです。 当社の繊維強化塗料SG-2000はこの会場でも発表されました。また、共同同研究している東京大学の目黒研究室の山本様から世界60%人口が居住し、地震の度に多くの犠牲者が出ている組積構造の住居に対するSG-2000の補強効果がプレゼンテーションを行い好評を得ました。』 USMCA 2014のホームページ USMCAで発表されたSG-2000の資料